ハーバライフやーめた!
【注意】
現在F3のビタミンA含有量が167IUに変更になっています。
---線以下は私が摂取していた頃のもので、現在は修正されています。もしお手元の製品でまだ古いものがあるようでしたら、参考になさって下さい。
ちなみに現在の製品で摂取した場合のビタミンAの量は以下の表のようになります。
現状維持コース・・・F1を1杯、F3を3粒(普通食を2食)
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F1(1250IU) |
F3(167IU) |
合 計 |
摂取上限(5000IU)との差 |
現状維持コース |
1,250IU |
501IU |
1,751IU |
−3,249IU |
ダイエットコース・・・F1を2杯、F3を3粒(普通食を1食)
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F1(1250IU) |
F3(167IU) |
合 計 |
摂取上限(5000IU)との差 |
ダイエットコース |
2,500IU |
501IU |
3,101IU |
−1,999IU |
増量コース・・・F1を3杯、F3を3粒(普通食を3食)
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F1(1250IU) |
F3(167IU) |
合 計 |
摂取上限(5000IU)との差 |
増量コース |
3,750IU |
501IU |
4,251IU |
−749IU |
ちなみに日本人の平均的な食事でのビタミンAの摂取量は3食合計で、約2,000IUです。
ハーバライフ製品だけならビタミンAの摂取上限は超えませんが普通食も食べますので注意が必要です。
製品の倍飲みや摂れば摂るほどよい、等ということは悪徳ディストリビューターの売りたいが為の宣伝文句です。
ハーバライフ社の認める摂取方法ではありません。
摂られる場合はビタミンAの過剰摂取の危険を承知の上で各コースの摂取量を守ってください。
------2003年まで-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ハーバライフ製品の中には摂り過ぎると健康に影響を及ぼすものもあります。
F1(シェイク)は1杯当たり25gを水や牛乳に溶かして飲みますがこの中にビタミンAは1,250IU(国際単位)含まれます。
F3 1粒には1,200IU含まれます。
この2点を踏まえて現状維持コースとダイエットコースと増量コースのビタミンAの摂取量を計算してみます。
1日の健康維持量は成人男子2,000IU〜5,000IU、成人女性(妊婦も含む)1,800IU〜5,000IUです。
現状維持コース・・・F1を1杯、F3を3粒(普通食を2食)
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F1(1250IU) |
F3(1200IU) |
合 計 |
摂取上限(5000IU)との差 |
現状維持コース |
1250IU |
3600IU |
4,850IU |
−150IU |
ダイエットコース・・・F1を2杯、F3を3粒(普通食を1食)
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F1(1250IU) |
F3(1200IU) |
合 計 |
摂取上限(5000IU)との差 |
ダイエットコース |
2500IU |
3600IU |
6,100IU |
+1,100IU |
増量コース・・・F1を3杯、F3を3粒(普通食を3食)
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F1(1250IU) |
F3(1200IU) |
合 計 |
摂取上限(5000IU)との差 |
増量コース |
3750IU |
3600IU |
7,350IU |
+2,350IU |
ちなみに日本人の平均的な食事でのビタミンAの摂取量は3食合計で、約2,000IUです。
以上の結果からダイエットコースと増量コースは上限値を越えてしまうことが分ると思います。
加えて普通の食事でもビタミンAを含む食品を摂取しますから、現状維持コースであるからといって安心するのは早計でしょう。
まして増量コースの場合は上限値を2,350IU超えて更に普通食も3食摂りますから食事によってはかなりオーバーしてしまいます。
日本の厚生労働省の定めた上限値は成人男女、妊婦いずれも5,000IUです。
これを超えて長期に渡って摂取し続けると過剰症となり、食欲不振・吐き気・皮膚の痒み・乾燥・はがれ・脱毛・骨や関節の痛み・手足のはれなどをおこし、妊産婦の場合には胎児の催奇形性が現れたりします。死亡例もあります。
一部のハーバライフ・ディストリビューターの宣伝文句を信じて「飲めば飲むほどきれいに健康的にダイエット(増量)できる」と思っておられる方、彼らはあなたに製品をたくさん買わせたいだけなのです。
このようなリスクをおかしてまでたくさん飲んで痩せたいですか?
名称 |
レチノール レチノイドとしてレチノール・レチナーレ・レチノイン酸の3つに分け、ビタミンA1・ビタミンA2・ビタミンA3と呼ぶ人もいる。 |
特徴 |
脂溶性ビタミン。酸化を受けやすく、酸化されるとビタミンとしての活性を失う。肝臓に蓄えられる。日本人の若者の通常の食事で不足することはまずない。だが、菜食に偏った高年齢者の場合、不足しがちである。 |
効能・効果 |
夜盲症(トリ目)や目の乾燥感などの治療。皮膚の角化の抑制。成長促進、皮膚・粘膜の正常化など。 |
体内分布 |
レチニル脂肪酸エステルとして、主に肝臓に貯蔵される。過剰摂取すると、皮膚角質や脂肪組織にたまり、皮膚が黄色くなることがある。 |
健康維持量 |
成人男子 2000〜5000IU(国際単位) 成人女子 1800〜5000IU(国際単位)妊産婦も同様。 |
欠乏症 |
夜盲症(トリ目)、目の乾き、皮膚の乾燥・角質化、サメ肌、脱毛。成長が阻害される。抵抗力の低下、骨の軟化など。 |
過剰症 |
食欲不振・吐き気・皮膚の痒み・乾燥・はがれ・脱毛・骨や関節の痛み・手足のはれなど。妊産婦の場合には胎児の催奇形性。 |
過剰症について(もう少し詳しく) |
ビタミンAは過剰に摂取した分は肝臓に蓄えられます。その摂取量が過剰だと中毒レベルまで蓄積されうる。成人で5万IU、小児で2万IU以上。1〜3ヶ月で毒性が現れることがあります。 副作用の最初の徴候としては吐き気・頭痛・下痢・めまい・疲労感があります。 50万IUのビタミンAを短時間で摂取すると、いらいら、頭痛、嘔吐、骨痛、虚弱やかすみ目などの症状が起こる。わずか5万IUのビタミンAでも定期的に摂取すると、脱毛、虚弱、頭痛、肝臓や脾臓の腫大、貧血、こりや関節痛が現れる。毎日2万5000IUを摂取した末に死亡した例が少なくとも1例あります。 妊娠可能な年齢の女性は、特に注意が必要です。妊娠初期に1万IU以上のビタミンAを摂取すると先天異常の危険性が上がります。妊娠初期に、1日当たり2万5000IUのビタミンAを摂ると流産の危険性があることが知られています。妊娠中の女性は1万IU以上のビタミンAを摂ってはなりません。妊娠可能な女性も医師への相談が必要です。 ビタミンAは用量や使用法によっては驚くべき効果をもたらす一方で毒性をあらわす注意の必要な栄養素です。 |
先日、私のこのビタミンA過剰摂取の記事を読まれた方から、メールを頂きました。
そのメールを元に、私と知り合いのZ医師との間で交わしたメールを掲載します。
(注意)
頂いたメールには根拠となるサイトのURLが示されていましたが、そのサイトではリンクの許可について触れていませんでしたので、こちらには掲載いたしません。
詳しくご覧になりたい方は申し訳ありませんが、手がかりになるキーワードを探してご自身で検索してください。
送信者:サチ 件名:ビタミンAについて質問です |
先日、私のHP『ハーバライフやーめた!』の「ハーバライフ製品摂取によるビタミンAの過剰摂取について」をご覧になった方から質問メールを頂きました。ちなみにURLは http://sachi3.fc2web.com/kazyou.html
です。 私なりに質問内容を5点にまとめてみました。 お忙しいところ申し訳ありませんが、下記について回答していただけませんか。 1、アメリカではビタミンAの摂取量上限値が8,000IUとなっており、日本の厚生労働省の定める摂取量上限値5,000IUというのが国際的に見て非常に低い数値なのではないか? 2、サルを使った動物実験の結果によると、妊婦のビタミンA摂取は「妊娠中に1日あたり25,000IU〜37,000IUまでは安全であると考えられる」という研究報告がなされているサイトがあるがこの点についてはどうなのか? 3、ビタミンAの過剰摂取を恐れるあまり、不足による弊害を軽視していないか? 4、慢性的障害は50,000〜70,000IU位(厚生労働省基準の10〜14倍)、急性症状は300,000〜500,000IU位(厚生労働省基準の60〜100倍)の摂取で起こると記載するサイトもあり、日本人のビタミンA摂取量(一日約2,000IU)を考えればビタミンAを錠剤などで摂取したとしても過剰摂取ということはほとんどありえない、という医師や薬品会社といった専門家の見解があるがこの点についてはどうなのか? 5、妊娠中もF1を1日5杯飲んで、ハーバライフ・プログラムを実践した方がいるが、「奇形」はおろかアトピーやアレルギーに悩まされることもない健康な子供を授かったがこの点についてはどうなのか? 以上です。 メールを送ってくださった方の紹介者は上記のような点を挙げて『過剰摂取については全く問題ない』としているそうです。 私のような資料を読んで調べる程度の知識しかない者の回答では不備が出ると思いますので、医師の資格を持つZさんが医師としての立場で回答していただけませんか? よろしくお願いします。 |
送信者:Z医師 件名:ビタミンAについて |
ビタミンAに関してのご質問にお答えします。 |
参考文献
これは効く!ビタミン・ミネラル事典(主婦の友社)、誰も書かなかったビタミンの秘密(技術評論社)、症状改善の為のビタミン・ミネラルの摂り方(丸善株式会社)
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